2019年5月4日土曜日

戦略PR 世の中を動かす新しい6つの法則 本田哲也


PRとしては2冊目です。


要は、マーケティングの広い観点から見た際に、戦略PRの役割は「属性順位転換」を行う手助けをすること。だから、「戦略PR=空気づくり」となる。

基準となるKGIは以下の順番に難易度が高いが、市場への影響度だと行動を変えることに尽きる。
Publicity<Perception change<Behavior change


戦略PRとしての難しさは、関心テーマの選定である。経験則から以下の3つを繋げる「架け橋」=「関心テーマ」と認定するのが良い。
  1. 商品便益:商品やサービスが提供する機能、既存品や競合との差別化ポイント
  2. 世の中の関心事:世の中や第三者が気になっていること、世間の話題
  3. 生活者の関心事とメリット:商品やサービスを使う人が抱えている問題、その解決

戦略PRの成功に欠かせない要素は以下の6つ。
  1. おおやけ=社会性の担保
  2. ばったり=偶然性の演出
  3. そもそも=普遍性の視座
  4. しみじみ=当事者性の醸成
  5. かけてとく=機知性の発揮

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