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2023年1月1日日曜日

現実世界は動的なのに静的に解こうとしている危うさへの自戒


現実世界は動的なのに静的に解こうとしている危うさのようなものへの自戒を読んだ。

書籍などで得られる概念や方法論(技術含む)は、その書籍がスコープとしている中での限定合理性の話をしており、 書籍がスコープとした範囲における論理的正しさである場合がある。

・現実世界は動的であるが静的に解こうとしていることがある。
・動的に捉えるには、ある種の相場観(=現場感)のようなものが必要である。
・現実世界の相場観がないと「もしかしたら(確率1%)」が「絶対(確率100%)」になってしまう。
・現実世界の相場観がないと「ちょっとだけ(インパクト小)」が「重大(インパクト大)」になってしまう。
・無意識的に自分の理解力の範囲内(得意領域・関心領域)に問題を引き寄せることがある。
・本来解くべきスコープで問題に対峙していない場合、局所的には正しく見えるが本質的に最適ではない解決になる。

 

これは本質をついている指摘だと思った。 約三ヶ月でだいぶUnlearningしたと思うが、ソフトウェアの世界の知識がまだまだ薄すぎて、解像度が低い。消費財の世界の勉強って技術的な部分ですらほぼなくて、仮に「ある」と言っても所詮R&D部門の方がわかりやすい言葉で説明をしてくれる。要は、「誰にでもわかりやすい便益」が価値として置かれている世界である。一方で、テック系は確かに「誰にでもわかりやすい直感的UX」が大事な訳だが、技術的にできる/できないで便益が変わる世界にいる。無意識に自分の理解力の範囲内に問題を引き寄せないためにも、引き続き、勉強していこう。




2022年11月6日日曜日

シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント

シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカントなんていう仰々しいタイトルの本を見つけました。


ナヴァル・ラヴァカントって人を調べましたが、マジ半端ないっすねぇ。エンジェルリストにある彼のページをリンクしたので、自分で確めて欲しいのですが、インド系移民として経済的なアメリカンドリームを掴んで、瞑想に入ったパターンですねw

シリコンバレーのスタートアップ界におけるアイコン的存在と言われている。特に、エンジェル投資家とスタートアップ投資家を繋ぎ、起業を多方面から強力に支援するサイトエンジェルリストの共同創業者として知られる。連続起業家として複数のスタートアップを立ち上げ、Twitter, Uber, Udemy, Opensea,Yammerといったエンジェル投資家としても活躍している。


内容も自己啓発書にありがちな誇張した内容ではなくて、エッセンスを抽出した感じです。それもそのはず、Twitterのつぶやきを再編集したような書籍だからです(笑)


内容はまさにと思う点がいっぱいありました(詳しく知りたい人は実際に読んでみてください)。まずは、「権利を得るために全力を傾ける対象を見つける」という内容です。日本社会はそもそも社畜になって頑張って30~35年働いても、引退後の公的年金生活すら脆弱にできています。それが労働階層というものです。彼は貧乏からお金持ちになったインド系移民なので、お金持ちになりたいならば、制度として株式を与える仕組みがある場所へ移動しろっていう主張です。それは、もし本当に社員を「人財」として扱うならば、末端の新人社員だろうがベテラン社員だろうが、「権利の一部」を与えるインセンティブ構造であるべきなのです。じゃないと経済的成功は掴めないから。多くの組織は新人だろうがオーナーシップを持たせて働かせることを要求しますが、「安い給料だけで」経営者視点を持って働く条件を呑むのは一時的にはいいかもしれないが、経済的成功を念頭に置くならば、ほぼ無駄と言うことを指摘しているわけです。これを意識しないと時間だけが消え去り、機会費用を支払っていることにすら気づいてないよねーっていう話です。

もう一つ象徴的なのは、社会的承認の話です。集団になると一定の暗黙知が存在しており、それは業務を遂行するためではなく、社会集団の一員になるために必要な知識や行動や儀式を指します。それに浸ることは大事だけれども、「見返り」は群れを出ないとないよ、っていう話です。

この人生の公式は毎日見返してもいいぐらい。特に、「説明責任・レバレッジ・特殊知識」は普通に生きていると多分知らずに時間が過ぎていくから、強烈に意識していきたい。

あとは、最後は倫理的に良く生きる超越神的な発想を持って、対象を観察すること。


ちなみに、こちらが英語のサイトになります。

2019年7月20日土曜日

ペンタゴン式 目標達成の技術 一生へこたれない自分をつくる カイゾン・コーテ


ペンタゴンで勤務経験のある著者の作品。以下の章で構成されている。
  1. Breathing: Proper breathing promotes exceptional life.
  2. Meditation: A better world shall emerge based on faith and understanding
  3. Awareness: Never send to know for whom the bell tolls. It tolls for thee.
  4. Knowledge: The truth of the matter is that you always know the right thing to do. The hard part is doing it.
  5. Excercise: Physical fitness is not only one of the most important keys to a healthy body it is the basis of dynamic and creative intellectual activity.
  6. Discipline: Discipline is the sole of an army. It makes small numbers of formidable; procures success to the weak, and esteem to all.
  7. Last will: Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.

2020年は、「呼吸と姿勢」と「自律と瞑想」が次の関心領域。

身体機能の健全化のために、呼吸法を制する。現代人は呼吸が浅く、成人男女の1分間あたりの平均呼吸数は12~16回であり、肺容量全体のわずか18%~20%しか使用していないが、理想は8~10回で50%の肺容量を使用することである。
呼吸法は古代文明を遡り、西暦400~500年ごろにインドで誕生したと言われている。呼吸法が生理機能の自動調節を司る自律神経を意識的にコントロールできるため、生命維持の基本である呼吸を制することは、人生を制することである。適切な、心拍数を115~145である。また、やる気がない怠惰なときは、心拍数を意図的にあげることで、パフォーマンスに適した状態に変えられる。


1980年、「ジェダイの騎士団」と呼ばれる陸軍の特殊部隊が行った瞑想トレーニングがペンタゴンの歴史の中で最初の瞑想トレーニングである。心身・特殊技術の両側面において、他の特殊部隊兵士より結果が出たため、瞑想の研究が始まった。
「マインドフルネス瞑想」を元陸軍大尉で、ジョージタウン大学の准教授になったエリザベス・スタンレーが開発した。瞑想はうつ病を緩和することが研究で判明している。睡眠の質の向上、健康状態の改善、記憶力、免疫システムの向上、恐怖心の制御などに効果が認められている。脳をしっかり休ませ、自分と静かに向き合う時間をつくる。すべての雑音や情報を一度シャットアウトし、心の余裕をつくる時間を持つ。

HBSのカリキュラムはビジネスのシュミレーションする事例が200~250個こなす。そうすると、実際の現場で必要な意思決定が何かをわかってくる。要は、大量のシュミレーションによって鍛えるメソッド。そして、勉強とは以下の三分野を満遍なく満たさない限り、飛躍はない。
  • Motivation
  • how-to
  • Skill

  • 必要以上の量を食べることをは避ける
  • バランスの良い食事を心がけ、糖分や塩分のとりすぎには注意する
  • 食べるときにはよく噛むように心がける
  • 添加物を可能な限り避けるようにする
  • 食べたら歯を磨く
  • 適度な運動を生活に取り入れる
  • 睡眠は十分とるようにする
  • 喫煙はしない
  • お酒はたしなむ程度にする

軍隊の筋トレは、週3回必要不可欠な筋肉に絞ってそれぞれ1hを自重トレーニング中心で行う。それと、同時に姿勢を意識して良くするように訓練づけされる。
自律は自分の中の不可能を可能にする原動力となる。

神経学者のダニエル・レヴィティンが述べている1万時間理論とは、「どんな才能や能力を持っていたとしても、プロフェッショナルになるためには、1万時間の訓練をし続ける必要がある」というもの。

2018年7月30日月曜日

富を築く技術 P.T.バーナム


バーナム効果でおなじみの、バーナムさんの名著。興行師としてキャリアをスタートさせ、大成功したおっちゃんです。

いいことが買いてありました。特に1と12!

  1. 職業選択を誤るな
  2. 正しい場所を選べ
  3. 借金をするな
  4. けっしてあきらめるな
  5. 何をするにも全力であたれ
  6. 運に頼るな、自ら努力せよ
  7. 道具は最高のものを使え
  8. ないものねだりをするな
  9. 何か有効なことを学べ
  10. 希望は持て、ただし夢は見すぎるな
  11. 一度にたったひとつのことだけに集中せよ
  12. 何事もシステマティックにせよ
  13. 新聞を読もう
  14. 本業以外に用心せよ
  15. うかつに保証人になるな
  16. 宣伝せよ
  17. 客は丁重に扱え
  18. 客には気前よくせよ
  19. おしゃべりを慎め
  20. 常に誠実であれ

2018年5月19日土曜日

What I wish I knew when I was 20 Tina Seelig


I have just finished reading for the first time in 2018. (though this book may be a little bit old haha)



What I Wish I Knew When I Was 20


Reading this book, I can get some tips to effectively manage my life by using a conventional wisdom. Also, it made me realize the importance of giving others something without hesitation as someone may know the rule of reciprocity. Reflecting my past two years experience as a business person, there were enormous challenges or difficulties for me to overcome at that time. However, I was lucky to get so many precious experiences which changed my view on life and to somehow find my own way out of mentally and physically stressful environment behind many helps. Since this is my third year in the first company, it is the right time to start thinking how I can help others who are in trouble.

The below paragraphs are what I like.

 Essentially, the goal of this book is to provide a new lens through which to view the obstacles you encounter every day while charting your course into the future. It is designed to give you permission to question conventional wisdom and to revisit the rules around you. There is always be uncertainty at each turn, but armed with the confidence that comes from seeing how others have coped with similar ambiguities, the stress will morph into excitement, and the challenges you face will become opportunities.

 One of the biggest things that people do to get in their own way is to take on way too many responsibilities. This eventually leads to frustration all the way around. Life is a huge buffet of enticing platters of possibilities, but putting too much on your plate just to indigestion. Just like a real buffet, in life you can do it all, just not at the same time. One approach is to pick three proprieties at any one time, knowing that these will change as your life changes.


Hope this review will help you to take it:)



2016年1月31日日曜日

僕たちは知恵を身につけるべきだと思う 森田正康


うーん、なかなか良いことが書いてある。


僕たちは知恵を身につけるべきだと思う
  • 本当にやりたいことがあるなら、目の前の仕事でも結果を出すこと
  • 会社という組織の中で働くということを理解すること
  • リスクを負わない人間にやりたいことはできないという前提を知ること

その通りですね。。。

  • 人気者=実績X人間性(社会人として品性のある言動)Xユニークさ(≠ユーモアセンス=相手のためになることをなし続ける[Information, Opportunity, Substance])
  • Smile, Smile, Smile
  • 臨機応変(=判断力×思考の瞬発力+発想力&ユーモアセンス):度胸を背景にした「勢い」「ノリ」が時には必要。つまりは、バカになる、ハメを外す
  • 誠意を持つ
  • 提案を伝える時の注意点
  1. 数字的な根拠
  2. 感覚を言葉にする
  3. 説明しすぎない
  4. 情熱
やり方、考え方、詰め方がまだまだ甘い。死に物狂いで策を練って責任をもってやる。





2015年12月28日月曜日

入社1年目の教科書 岩瀬大輔


読了!

まだ入社していませんが(笑)



入社1年目の教科書


ちなみに、某社では新入社員の必読本になっているらしいです。
普通にいい本でした。来春からはこれを意識して行動できればいいですなぁ。


2015年9月16日水曜日

世界で活躍する人は、どんな戦略思考をしているのか? 塩野誠


世界で活躍する人は、どんな戦略思考をしているのか? を読了。

この本を読んで、どのレベルの知識、経験、スキルセットを20代までに完成させればいいのかのだいたいの目安はできたわ。

あとは、やるかやらないか、だけですな。





2014年3月15日土曜日

ラッセル・シモンズの成功哲学―ヒップホップ精神で成功を引き寄せる12の法則 ラッセル・シモンズ


ヒップホップ界隈では有名なラッセル・シモンズ。




ラッセル・シモンズの成功哲学―ヒップホップ精神で成功を引き寄せる12の法則

音楽レーベルである、Def Jam創設者の一人。
ちなみに、最近だとAK-69もDef Jamとレーベル契約を結んだことで一時有名に。


さすがHiphopと思うような心に響く熱いメッセージがちらほらありつつも、意外と菜食主義だったり、瞑想を取り入れたりとHiphopの重鎮のイメージから離れていた点もありました。思うに、ああいう酒とDrugで華やかに遊ぶ世界にいると、自己を律するために人間の原始的な生活に回帰しないと精神がモタないんだと思います。

はやり人間、行き着く先は規律と原点回帰。


2013年12月28日土曜日

恐怖を克服すれば野望は現実のものとなる 50セント成り上がりの法則 50セント/ロバート・グリーン


ラッパーとして有名な50セントの著作。




恐怖を克服すれば野望は現実のものとなる 50セント成り上がりの法則


ヒップホップは、元々、社会の構造上、圧迫や軋轢を受けた階層が自己表現のツールとして発展してきたという理解なわけだが、50セントも例外なく、壮絶な過去を経験してきている。そんな境遇を乗り越えてきたからこそ、力強いメッセージを自己表現できるのか
力強いメッセージを発信できるからこそ、そんな境遇を潜り抜けられたのか。

とにかく、気合入るぜ!!



Hooked: How to Build Habit-Forming Products

This book was written almost 10 years ago. Yet it still prevailed his concepts well implemented into a lot of successful products. Based on ...