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2022年12月3日土曜日

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている ふろむだ

 

  • 認知バイアス(認知心理学者:エイキス・トベルスキー/ダニエル・カーネマン)
    • 他人があなたに対して抱く思考の錯覚
    • その思考の錯覚は、あなたにとって都合が良い
    • これが錯覚資産(つまり、組織内の自己保身に都合がいい)
  • 真実の中にウソを紛れ込ませることで、巧妙に嘘を隠蔽している
  • 確率変動:ハロー効果が得られそうな仕事や役割を手に入れ、色々チャレンジしてみる
  • 何かを主張する時は、一貫して偏ったストーリーを語る。しかし、自分の人生の選択をする時は、徹底的に「正しい判断」をすることに拘る
  • 才能+スキル=実力
    • よって、未来のヒットが過去に遡って、現在のあなたの才能のあるなしを書き換える
  • 「自分で物事をコントロールする」ということが心身にどのような影響を与えるか
    • 選択はコントロールの一種
    • +の価値は全て利用資源であって、それを否定すると損をする
    • つまり、属性がない場合は、他人の属性を利用しようと待ち構えている
    • 人間は「一貫して偏った間違った物語に説得力と魅力」を感じる。「シンプルでわかりやすいこと」をそれが真実であるかのように言い切る。本当は断定できないことを断定してしまえ。
  • 少数の法則:不確実性下における判断
    • ヒューリスティックとバイアスがかかってしまう
  • 実際の成功・失敗は、あなたが思っているよりもはるかに「実力以外の要因」で決まっている
  • 人間は判断が困難なとき、自分で思考することを放棄してしまう。無意識のうちに、デフォルト値を選んでしまう
  • それゆえ、思考の粘り強さが鍵になる
  • 実力→成果⇄錯覚資産⇄環境→実力……
    • 錯覚資産を増やすことばかりやって、実力を怠ると環境→実力がダメ
    • スキルアップのみやって、錯覚資産を増やすことを怠ると、全てのループがダメ
  • 機会が発生したときに、そのチャンスを自分のところに手繰り寄せることができるように「思考の錯覚の網」を広げておく
  • 「時間」という資源をPV向上とCVR向上のどちらにどれだけ投資するかーという投資戦略に行き着く
  • 自分が個人的に好きなものは、常に善良、正しい、メリットは大きく、リスクは小さい
  • だから、常に意思決定は簡単活高速に行える
  • このような判断方法を「感情のヒューリスティック」
  • 錯覚資産(べき乗分布になっている)は多次元図形の体積、指数関数的に増大する、実力と錯覚資産は相乗効果で増大していく
    • 錯覚の種類;ハロー効果、利用可能性ヒューリスティック、感情ヒューリスティック
    • 錯覚の強さ
    • 錯覚の範囲

実力ついた自信あるし、そろそろ錯覚資産を身につけないといけない今日のこの頃。

2019年5月11日土曜日

心理分析ができる本 斉藤 勇


ついに心理学本も読み始めました。今年は対人関係に強くなるよう訓練していきます。
心理分析ができる本は社会心理学を中心に必須の知識がまとまってありました。たぶん芸能人とか占いとかのウンチクの元ネタはこのあたりなんじゃないかと。結構ボリュームありますw


2018年7月1日日曜日

影響力の武器[第三版] ロバート・B・チャルディーニ



ついに名著を読破しました。社会心理学における必読書。




改めて、人間は思っている以上に脳の働きに規定されていることを実感します。
"カチ・サー"と呼ばれる自動反応を起こすのが人間で、ダニエル・カーネマンに言わせるとFast thinkingに相当するのでしょう。


手書きメモだけど、ポイントは以下になります。

1) 返報性
2) 一貫性 - 段階的要請法
3) 社会的証明 (不確実性/類似性)- 集合的無知の効果
4) 好意 - 外的魅力/類似性/称賛/接触/連合, ハロー効果
5) 権威 - 権威シンボルへの反応
6) 希少性 - 心理的リアクタンス


Hooked: How to Build Habit-Forming Products

This book was written almost 10 years ago. Yet it still prevailed his concepts well implemented into a lot of successful products. Based on ...