2017年12月30日土曜日
【2017年】QOL向上委員会が選ぶBest 5
2017年のお買い物でBest 5を勝手に選んで紹介する。
1. LilySilk パジャマ
はい。もはや時代はジェラピケじゃなくてリリーシルク一択。
寝心地が違う。涼しいし、暖かいし、万能な高級素材。毎日使うことを考えると、コスパはいい。
2. 氷嚢(ひょうのう)
ついに到達しました。視神経の疲労回復には、氷嚢でアイシングが一番。
ブルーライト遮断メガネやシートを使用しても、長時間PCギ業務する人にとっては、どうしても疲労が蓄積しがち。そんな時は、寝る前に氷をぶち込んで目に当てて寝る。
これだけで、全然違う。
3. 冷氷器
氷を冷凍庫で製造しても間に合わないから、もはや冷氷器を買った。
これで氷ができないストレスから解消された。
4. たまねぎ茶
これ毎日飲んでます。麦茶みたいにすっきりした味なので、飽きない。
5. 国立薬膳カレー チキン200g
このカレーはレトルトと違って、美味しい。チキンのタンパク質もとれるので、まとめ買いした。忙しい時とか、このレトルトに助けられた日々でした。
これが2017年でした。
来年もQOL向上に向けて研究を進めます(笑)
フリー〈無料〉からお金を生み出す新戦略 クリス・アンダーソン
全米で昔大ベストセラーになった一冊。著者は、ロングテール*を発見したことで有名な、クリス・アンダーソン。2009年出版なの9年近く経つが、現在のフリーを体系的にできる良書です。フリーを説明するために、行動経済学、心理学、マズローの欲求段階説、歴史、とあらゆる分野のアイデアを動員しています。
フリー[ペーパーバック版] 〈無料〉からお金を生みだす新戦略
- フリーのお話に入る前に、前提の説明
まず、21世紀はビット経済である。20世紀はアトム(原子)世界であったが、21世紀はビット(Bit)世界になるわけです。
アトム経済においては、私たちのまわりにあるたいていのものは、時間とともに価格が高くなる。一方、オンラインの世界であるビット経済においては、ものは安くなりつづける。アトム経済はインフレ状態だが、ビット経済においては、デフレ状態なのだ。つまり、以下のことが21世紀のデジタルの世界の特徴とも言えます。
もう、これが本書の要旨といってもいいでしょう。もはや、20世紀とはゲームが変わっているんですよね〜。いやー企業のみならず、ゆとり世代も混沌とした時代を生き抜かなければならないんです(笑)
- 競争市場では、価格は限界費用まで落ちる
- テクノロジー(情報処理能力、記憶容量、通信帯域幅)の限界費用は年々0に近づいている
ゆえに、「低い限界費用で複製、伝達できる情報は無料になりたがり、限界費用の高い情報は効果になりたがる」法則は避けらない。光ファイバーで拡大する帯域と「ムーアの法則」をもとに、より高性能かつ低康になるサーバが形成するネットワーク社会(=21世紀)は、これまで稀少だったものが豊富性を生み出し、新たな豊富性が次の時代を規定する稀少性を生むわけだ。
- アイディアからつくられるデジタル商材の開発コストも過激なまでに下がっている
20世紀、企業のあらゆる製品はコモディティ化されて、安くなっていき、企業は儲けを求めて、新しい稀少性を探した。潤沢にあるモノのコストが底値にまで下がるとき、その商品に隣接した別のモノの価値を押し上げることがある。クレイトン・クリステンセンによると、「魅力的利益保存の法則」と呼んだ。確かにちょっと考えるだけでも、スマホのケース、インスタグラムの加工アプリ、などいろいろありますね。。。
頭脳によって付加価値がつけられたものが最高収益を上げる時代になった。今日、稀少になったのは、「シンボリック・アナリスト」と元米国労働長官のロバート・ライシュが呼んだ、知能と技能と抽象思考をあわせ持つ有能な知的労働者だ。これは衝撃的一文ですね(笑)
はい、勉強頑張りますw
- フリーのビジネスモデル
- 直接的内部相互補助;無料サンプル等で何かを購入することを期待している
- 三者間市場・市場の"二面性";広告収入によって賄う/ある顧客グループが別の顧客グループの費用を賄う
- フリーミアム;一部の有料顧客が他の顧客の無料分を負担する(1, 時間制限/2, 機能制限/3, 人数制限/4, 顧客タイプによる制限)
- 非貨幣経済:贈与経済、無償の労働、不正コピー
行動経済学は、フリーに対する私たちの複雑な反応の多くを、「社会領域」における意思決定と「金銭領域」における意思決定に分けて説明する。しかし、現実の消費者は、金銭コストを計算できても、複雑すぎるが故に社会的コストを計算することは諦めて、サービスをそもそも教授しないのだ。要は、人間って頭良くないからそんないちいち理論的に考えられない、と。「あーなんか、めんどくさいなぁ」って思って、思考そのものを諦めるわけです。
フリーは最初から料金を請求していないため、価格という知覚を消費者に意識させない。金額はいくらでもかまわないが、お金を払うという行為が決断を示す行動である。値段がつくことで、我々は決断を迫られるからだ。それだけで、行動をやめさせる力を持つ。経済学者ニック・サボに言わせると「心理的取引コスト」と呼ぶ。ロナルド・コースの取引コストを購買決定行動まで拡大した理論だ。価格における「心理的取引コスト」という考え方、とても面白いです。
例えば、マッチングアプリなんか、デートへの心理的コストを減らすサービスを装備することが成功の鍵なのかもしれません。世界中で広がったマッチングアプリの代名詞、Tinderは「気軽にスワイプ」をテーマにしています。婚活市場にありがちな鼻息荒く異性を探す、つまりは、男がどの女の子がいいかの決断を真剣に迫られる、心理的取引コストを「第一印象のみで/ノリで決断する」ことに変換することで低くしているわけですね。
*ロングテール:売れ筋商品の棚からではなく、無限に続く商品棚からなんでも選べるようになったことで生まれた消費者の新しい需要
2017年10月29日日曜日
レジリエンスの鍛え方 久世浩司
読了!
「レジリエンス」という新しい概念ですが、要は精神的に「竹のようにしなやかに強くなれ」ということです。どんなに肉体的に健康でも、精神的に追い詰められると、人間は案外簡単に潰れてしまう儚い生物なんですよね。
メンタルの強さが実はサラリーマンとして生き抜く鍵なんじゃないかと。この資質はあんまり注目されないですけどねw
世界のエリートがIQ・学歴よりも重視! 「レジリエンス」の鍛え方
2017年10月28日土曜日
本当のブランド理念について語ろう ジム・ステンゲル
現在、UCLAのビジネススクール教授を務めているジム・ステンゲル。
元P&GのCMOを務めた経験から、ブランド経営を行う企業のうち、より高次な成長を遂げたブランドの共通点を抽出した本。
本当のブランド理念について語ろう 「志の高さ」を成長に変えた世界のトップ企業50
なんと調べると、ちゃっかりTED talkにも出演している(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=pNzIiMrkktU
「企業理念とかって宗教チック」と懐疑していた時代もあったが、最近は企業理念が企業の全社戦略に与える影響力を少しは理解できるようになってきた。
やはり企業が(将来の運命を懸けた)選択をしなければならない際に、理念に立ち返って意思決定を行うことはよくあることで、意思決定の軸としては巨大な影響力を持つ。それもそのはずで、企業の存在意義を示すのが理念だから。これはブランドも同様。
ちなみに、この著者、5つの基本的価値に関してはすごく良いことを言っている。彼に言わせると、この価値が人間にとって大切な5つの基本的価値になる、と。
1. 喜びを感じさせる
2. 結びつくことを助ける
3. 探究心を刺激する
4. 誇りを掻き立てる
5. 社会に影響を及ぼす
ブランド理念の木はちょっと複雑なゆえ、一言だけ述べるとすると、ブランド理念の木の一部である「差別化のポイント:情緒的・合理的恩恵の提供」に関しては、マーケティングの施策精度で差が出るところだと思う。
そして、この情緒的な恩恵の提供の度合いを生み出すために、仮にマスの価格帯の製品であっても、消費者の情緒を揺さぶるクリエイティブと消費者に対して適切なメディアチョイスの組み合わせが必須かと。そうでないと、価格競争に巻き込まれて消耗戦になってしまうわけで。。。価格もマーケティングの一要素なわけですが、この価格の正当性を付与することがマーケティングが果たすべき役割の一つ。
やはり何事も奥が深いですな〜
頑張ります。
2017年10月1日日曜日
さあ、才能に目覚めよう トム・ラス
はい。もはや有名すぎる書籍、ストレングス・ファインダーです。
さあ、才能に目覚めよう
「企業に勤める20%しか自分の強みを生かせていると感じていない」
幸か不幸か、この事態を変えるためには(少なくとも20%の中に自分が
入りたいならば)、自分の強みを知る必要があります。その発見ツールとして参考になるのが本書。
強み(=常に完璧に近い成果を生み出す能力と定義して)を34項目に分類しています。自分の強みを把握するために、以下の3ステップを踏みます。
- 「才能」と「経験によって身についた能力」を区別する
- 才能を特定する
- 才能を言葉で表す
この背景にあるのは、成人になってから何かを自然に習得するには、
- シナプス結合を鍛える(=適切な技術と知識によって才能に磨きをかける)
- 活かせない脳内回路を捨てる(=才能に重きを置き、関係ない結合は衰えることに任せる)
- さらに、シナプス結合を増やす
のプロセスしかないという事実。そして、シナプス結合を増やすというのは、血管やアルファインテグリン、プロテインなどの基礎構造が必須で、体内の多大なエネルギーを消耗する活動なのです。
はい、だから大人になってから英語はなかなか上達しにくいんですね。。。
近い将来、自分の強みが完全に活きる職につけるよう頑張ります。
2017年9月3日日曜日
幸福の資本論 橘玲
社会学の概念を用いて日本社会の構造的特徴を描写した書籍。社会学者でいうと、ナン・リンのソーシャルキャピタルの概念に近い点もあり。
幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」
自分なりに要約すると、以下になる感じ。
- 人生は「金融資産」「人的資本」「社会資本」の三つで構成されており、この配分ゲームが人生と言える
- この三つを同時に満たす「超充」になることは不可能である。それは、「お金=貨幣空間」と「共同体=政治空間」の道徳(=支配構造の基礎)が対立するからである。
それ以外にも含蓄のある指摘が数多く並びます。
- 伽藍(がらん=ネガティブ評価の空間)は閉鎖系、それゆえ、ゲームのデフォルトが「できるだけ目立たず、匿名性の鎧を身にまとって悪評を避けること」が生き延びる最適戦略になる。メンバーシップ型の組織である日系の企業は、新卒一括採用と年功序列・終身雇用によってこれを成立させている。
- バザール(=ポジティブ評価の空間)は開放系、それゆえ、「できるだけ目立って、たくさんのよい評判を獲得すること」が生き延びる最適戦略になる。これは、同年代の男や女のライバルと自分を「差別化」する、グループ内での「キャラづくり」をする本能的行動と適合している。
- 政治空間(=権力ゲーム/武士道)と貨幣空間(=お金儲けゲーム/商人道)は根本的な倫理が異なる。統治の倫理と市場の倫理は異質な世界である。
- 日本の社会は、ムラ的な間人主義に最適化され、そこから「やりがい」を生み出すようになっているが、「間人の幸福=伽藍のなかでのやりがい」よりも自己決定権を持つ「個人の幸福」の価値観が重視される時代になっている。c.f.間人=共同体の中の自分/個人=かけがいのない自分
いやー彼の日本社会に対する洞察とその適切な表現にはいつも感銘を受けます。我々ゆとり世代が抱える社会への心理的閉塞感や停滞感の50%ぐらいがこれで説明可能なんじゃないでしょうか。
2017年9月2日土曜日
無病法 ルイジ・コロナ
読了!最近はもっぱら健康関連の知識しか掻き集めていない(笑)
食欲とどう向き合うかの姿勢は勉強になった。断食しても死なないわけだし、この変の方向性は探る価値ありそうです。というか、蛋白質中心の食生活(肉)はここ数百年間で広がった食生活だけれども、それは根本的に人間の食生活を合っていないわけです。やはり、菜食中心でいくべきだと確信。
以下抜粋
以下抜粋
人間の真の食性は草食性。
遺伝子構成が98.7% まで人間と同じ、すなわちある進化の過程までわれわれの仲間であったチンパンジーやゴリラの食性が、そのことを物語っている。彼らの食べ物は、約95%までが果実や木の実や芋などの植物性で、残りの5%が昆虫などである。
現代の「生活習慣病」の多くはこのような動物性タンパク質の過剰な摂取から生じている。動物性蛋白質は、例えば、植物性蛋白質より8倍も発ガン性が高い。また、蛋白質の総量が10%増えると、発ガン率は約10倍も高くなる。この驚異的な発ガン率の高まりは、アメリカ、イギリス、中国の三ヶ国が共同して行った健康調査(通称:チャイナスタディ)によって明らかになった。逆に、「全蛋白質の摂取量を、食事全体の10%以下におさえると、免疫力が大幅に上がり、大半の病気を防ぐことができる」。
砂糖が胃に入ると、胃の働きがとまる「糖反射」と呼ばれる現象がある。..........「結論から先にいうと、砂糖は毒です」ーこれは全米で100万部以上も売れた、ある実業家と三人の医学者による共著"Suger Buster!"の第1章に出てくる行である。................被爆直後の秋月医師の生死をかけた言葉には臓腑を衝くものがあるので、左に掲げておく。「爆弾を受けた人には、塩がいい、玄米飯にうんと塩をつけてにぎるんだ。塩辛い味噌汁を作って食べさせろ。そして、甘いものは避けろ。砂糖は絶対にいかんぞ」
史上最大規模の「食事と健康に関する調査」と謳われた「米国上院栄養問題特別委員会報告」(通称:マクガバンレポート1997年)が、米政府の公式見解として、それまで理想的な食事と考えられていた動物性蛋白質中心の高カロリー食が全くの誤りであったことを明らかにしたにもかかわらず、どの国においても食事上の流れは少しも変わらない。文明そのものの方向性でもある。むしろ、この歴史的な調査報告書(全5000ページ余)には、生産量の大幅な低減を恐れた食品業界や農業団体それに医療業界などから猛反発の声があがった。当初は注目していたマスコミも、スポンサーからの配慮からすぐに沈黙した。その後、英米中三ヶ国による共同プロジェクトとして同じような趣旨の報告(通称:チャイナスタディ)がなされたが、これも右のレポートと同じような運命を辿っている。.........ちなみに、「マクガンレポート」が理想的な食事として挙げたのは、なんとにほんの伝統食であった。
2017年8月13日日曜日
インベスターZ 三田紀房
お盆だし、漫画をまとめ買いしてしまった(笑)
インベスターZ コミック
最近流行っている(!?)インベスターZです。
「投資」をテーマに描く漫画。
ドラゴン桜、エンゼルバンクといい、三田さんはテーマ設定が秀逸!
とにかく、読者のSegmentationがうまい。よくよく見ると、Lifestage別でカバーしているからねw
2017年8月11日金曜日
リスクを取らないリスク 掘古英司
読了。
リスクを取らないリスク
当たり前だけど、リスクを取った人しか成果は得られないのが世の常というものです。
日本経済含めてリスクをとることがどういうことかを平易な文章で解説してます。
日本経済含めてリスクをとることがどういうことかを平易な文章で解説してます。
とりあえず、筆者曰く、米国株投資が最適のようです。
2017年7月23日日曜日
イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」 安宅和人
いやー改めてこの書籍の良さを実感しました。
イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」
- 比較:洞察を盛り込んだ条件とは何かを考える(=軸の整理)
- 構成:何を全体として考え、何を抽出した議論かの意味合いを考える
- 変化:原因と結果の双方でどのような比較(=軸の整理)が必要なのか
逆説的ですが、仕事の生産性を爆上げする方法は、小手先のPCスキルやタスク処理能力を上げることではなく、「筋のいい仮説を導き、検証できるかどうか」、にかかっているんだと思います。ということで、地味だが、地道にアナリシススキルの向上を目指していきます。
2017年7月17日月曜日
秘録華人財閥―日本を踏み台にした巨龍たち 西原哲也
読了。香港の財閥を綴った書籍。
秘録華人財閥―日本を踏み台にした巨龍たち
長江実業グループの成り立ちは興味深い。プラスチック工場から生花で一発当て、そっから不動産で伸ばすことでコングロマリット企業になる。企業規模が大きくなった段階でメディアも抑えるという堅実ぶり。誘拐されて身代金を支払ったりと、いろんな人生ドラマを乗り越えてきた話や息子ビクターとの逸話は涙腺にくるものがあった。
それにしても、華人のガッツは生命力を感じるなぁ。俺の最初の上司も中国の大陸から全額奨学金を得てシンガポールに渡った、中華系シンガポリアンだったけど、執念と気迫があった。仕事できなくて、夜中に電話かかってきたの覚えてるわ。
そう思うと、まだぬるま湯に浸かってますな。
がんばっていこ。
2017年7月8日土曜日
確率思考の戦略論 森岡毅/今西世貴
2017年上半期の中でよかったのは、確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力。マーケティングに携わる人のバイブル本と称される一冊なんでしょう。
「ビジネスの要素を因数分解してモデルを組む」のが基本的な考え方。ただ、その考え方に統計学と数学を駆使して厳密なモデルにしていく過程が丁寧に説明されています。「市場構造からKey Business Driverを見つけ出し、その変数をどう動かして、最適化するか」といった数学的な思考でビジネスの意思決定をするプロセスが明らかにされています。
例えば、基本的な考え方のおさらい。
- 年間購入者の全世帯に対する割合=認知率×配下率×過去購入率×エポーク・セット率×年間購入率
- 売上=総世帯×一年間に買う人×平均購入回数×平均購入金額
- トライアル率=ある係数×(テスト製品の必ず購入%/今までの新製品の必ず購入の平均)×(計画の配下率/今までの新製品の配下率の平均)×√計画前のmarket cost
- 市場構造=F(浸透率,購入回数,カテゴリーに対する消費者preference{brand equity, price, product performance})
他には、そもそも購買行動とは、数学の確率と同様に考えてモデリングする方法など。
1. 消費者一人一人が独自に購買決定している
2. 購入行動はランダムに発生する
3. それぞれのカテゴリーに対して、ほぼ一定のプリファレンスを持っている
4. プリファレンスの高いものは、より高頻度で販売される(M分布)
と想定すると、デシュリーNBD modelによって求めることができる。
売上を規定する7要素
| Control | 1 | 2 | 3 |
Awareness rate | ◎ | 認知ドライバー(TVCM/Web Ad) | 広告量 | 店頭活動 |
Distribution rate | ○ | Preference | 店頭状況 | 取引条件 |
Past purchase rate (延べTrial率) | ○ | Preference | カテゴリー購入回数 | Distribution |
一年間に購入する率 | × | カテゴリー購入回数 | Preference | Distribution |
エポークト・セットに入る率 | ○ | Preference | ポートフォリオ内の銘柄数 | Distribution |
年間購入回数 | × | カテゴリー購入回数 | Preference | Distribution |
平均購入金額 | ◎ | サイズ選択肢・値段 | サイズの好み | サイズ別配荷率 |
こういう知識なしにBusiness analysisとかやってもレベルの低いImplicationしか出てこないわけですね。。。
2017年5月21日日曜日
2017年5月14日日曜日
Twitter カンバセーション・マーケティング 崎谷 実穂/鷲田 祐一
Twitterのマーケティング事例を体系化した書籍でした。
Twitter カンバセーション・マーケティング
Buzzるためには、以下の二条件が必要。
- Catchyな企画
- 条件のSimplicity
あとは、生活者がTweetしたくなるような施策が大事。
こういう各プラットフォームの特徴に合わせた施策を練るのって結構大変なんだよなぁ。「消費者の行動特性を踏まえて、そのプラットフォーム上でブランドをどのように見せていくか」というのは、大きい課題なような気がします。
全然余談だけど、Twitter社の名刺って細長い形で裏に自分のアカウントを掲載しています。もしかしてTwitterアカウント持ってないと、社員になれないのかなぁ(笑)
2017年5月4日木曜日
損する結婚儲かる離婚 藤沢和希
読了!
損する結婚儲かる離婚
書店の棚に積まれていたので、Kindleでポチって読みました。
今の世の中、離婚する夫婦が30%ぐらいいるみたいですけど、離婚ってだいぶ大変そう。。。
若者が結婚に慎重になる理由もわからなくないです。だって、お見合い結婚のような社会的圧力がなく、自由意志に基づいて結婚するのが現代の結婚パターンの主流です。そうなると、仮に結婚後にダメな夫/妻とわかっても、時すでに遅し、「そんなパートナーを選んだあなたの自己責任」と責められるわけです。そんな先輩の話を小耳に挟むだけで、そりゃ慎重にならざるを得ないでしょう。
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