2019年4月30日火曜日

「平成」時代のおススメ洋画


平成最後(!?)ということで、マーケターらしく平成時代に見た洋画を勝手にレビューします。映画オタクと自称するには程遠いのですが、やっぱり時間を投じた行動を振り返ることで新しい示唆があるのではないかと思い、Netflix, Hulu, Amazon primeの履歴を振り返りました。2012年の夏にはHuluに入会していたので、結構早い段階からオンラインストリーミングサービスを利用してたヘビーユーザーです(笑)


結論、海外でメガヒットになったアクションかコメディーを見るのが傾向です。これはストレングス・ファインダーの強みからも一致してます。ロマンスとかサスペンスとか全然興味ない、偏ったタイプですw

直近だと、Fyre FestivalとかHow to make it in Americaとかがオススメ。ということで、記憶に残っている映画とかドラマを紹介しまーす。

Terminator: The Sarah Connor Chronicles サマー・リン・グローが主人公のキャメロン役を演じます。2010年のたしかTV東京の深夜番組で放映されていたはず。洋画に興味をもつきっかけはターミネーター、しかも、サラ・コナー・クロニクルズのほうというw

Prison Break
マイケル・スコフィールドの冷静さと驚異的な頭脳に惚れます。兄と最愛のサラ・タンクラディのために全てを投げ打って助けます。しかし、ウェントワース・ミラーほどのイケメンって世の中にいるんでしょうかね。あの坊主姿なのに圧倒的なかっこよさ。大学一年の春休みとかにドハまりした。

NIKITA
アクション映画です。悪の組織DivisionのBlack boxをめぐる争い。主演のマギー・Qが似キータ役を演じます。ベトナム系ハワイ人ですが、アジア女優の光です。ちなみに、アレックスというロシア複合企業の娘を演じる、リンジー・フォンセカも好きです。(ノア・ビーンという共演者と結婚しました)大学二年の夏は二キータでした。
Maggie Q: https://www.instagram.com/maggieq/?hl=ja
Lyndy Fonseca: https://www.instagram.com/lyndsyfonseca/?hl=ja


24
世界で最も有名なリアルタイムサスペンスドラマです。大統領を狙う数々の犯罪を24時間以内に解決する物語。ジャック・バウアー天才すぎ。クロエとの阿吽の呼吸で連携する姿は圧巻です。これも大学二年の思い出。


Big Bang Teory
物理学者のレナードとシェルドンが送るオタクコメディ。笑える。が、英語がかなり早くて字幕ないと全然無理。これは大学二年に見てました。

Are you the one?
これはそれこそ、テラスハウスよりも面白いです。10対10のカップルマッチング番組。ハワイでの撮影なんですが、まじめちゃくちゃ(笑)Bitch問題は全世界共通だということがわかります。今だと、HuluかAmeba TVでも見れます。


LOST
シドニー発ロサンゼルス行きオーシャニック815便のボーイング777-200型機が南太平洋の島に墜落。48人の生存者が生き延びようとする物語。怪奇現象の起きる島で協力、離反などの人間関係の複雑さを描いた作品。大学三年生のときかな。当時恵比寿に住んでいた友達の影響で見始めた記憶があります。


Arrow
スターリング・シティの大富豪ロバート・クイーンの息子が、5年前、ヨット旅行中に遭難し、死んだと思われていたが、太平洋の絶海の孤島を経て町に帰還する。それ以降、悪徳業者や汚職政治家を制裁する物語。主人公のOliver Queenを演じるのは、Stephen Amellというカナダ人俳優。身体が美しい。途中からレギュラーメンバーになるフェリシティを演じるエミリー・ベット・リッカ-ズが好きです。これは大学四年にシーシャ行きながら見始めて、見終えたのは社会人一年目ぐらいでした。


Suits
弁護士資格を持たないマイクが超一流弁護士事務所に入って仕事をする。ハーヴィーはまさしくNY Lawyerって感じのイケメンで議論に負けないタフ・ガイです。パラリーガルのレイチェルかわいい!本名はメーガン・マークルです。社会人一年目から二年目はこれに救われましたw
Meghan Marcle: https://www.instagram.com/hrhduchessofsussex/
Sillicon valley
これはマジ面白い。Sillicon valleyのスタートアップ騒動を描いた物語です。天才エンジニア兼パイド・パイパーの創業者である、リチャード・ヘンドリックが主人公。大手IT企業Hoolieを辞めてスタートアップを立ち上げます。T・J・ミラーが演じるアーリック・バックマンのハチャメチャっぷりも面白い。社会人三年目はこれ見てたら過ぎた感じ(笑)


こっからは、記憶に残っている映画です。なんだかんだ似た傾向な作品が多いこと(笑)


 

2019年4月28日日曜日

問題発見プロフェッショナル 斎藤喜則


Analysis系の知識はこれでなんだかんだ一通り網羅したはず。

(なんだかんだ7冊ぐらい読んできただけあって、俯瞰して「分析とは何か」みたいな話を説明できるようになった。印象として、Thinking系の講座/書籍ってMECEとかLogicの話が世間的に多いけど、視座の話とかManagement implication/Positionの話が欠けてる感じ。)



要約
問題発見とは「あるべき姿」と「現状」のGAPである。
  • 問題の三要素(拡がり、重さ、深さ)を洗い出すことが解決の第一歩になる。
  • そのための思考をするにあたって大事な姿勢が、1) ゼロ・ベース思考 2) 仮説思考

こういった思考の姿勢を大事にしつつ、以下の点に留意して思考をしていく。

  1. 二次元で捉える:x軸とy軸の意味をよく考える
  2. 分析から導かれる意味合いを必ず引き出す:so what? を考え抜く
  3. 定量分析と定性分析を使い分ける:問題の構造やメカニズムを解明する
問題発見のP(あるべき姿を構想する戦略的問題発見の4P):Purpose, Perspective, Period, Position 
(なお、戦略的問題発見に必須なスキルとは、観察力/判断力/分析力/統合力になる)


これらを抑えたら、もう少しテクニカルな話。でも、基本は問題の三要素のどのベクトル軸を深めるかという話に尽きる。

  1. 「拡がり」の中心からGapを生む重要要因を見出す
  • MECE
  • トレンド分析 (傾き[成長率、下落率]、変曲点、面積)
  • +/- 差異分析 (a: 時系列の2地点でのGapを生むFactorを洗い出す b: 他者や業界平均とのGapを生むFactorを洗い出す)
  • 集中・分散分析
  • 付加価値分析(コスト分析)
  • CS/CE分析(バリュー分析)
  1. 「深さ」を捉え、問題を構造的に把握し、具体化する
  • Logic (演繹法と帰納法)
  • Causality 分析
  • 相関分析
  • シェア分析
  1. 「重み」づけを行い、取り組むべき問題の優先順位をつける
  • 感度分析
  • パレート分析
  • ABC分析(BBCのPPMやGEのポートフォリオ管理マトリックス)
  • ピーク分析





2019年4月26日金曜日

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 佐藤航陽


ちょっと古いかもしれないけど、ベストセラーだった(!?)ビジネス書を読了。




大きな方向性は同意。ただ、読後の感想としては、内容は社会学者ナン・リンが唱えているソーシャル・キャピタルの話と似てます。それが、Digitalでさらに可能になってきているよーという論旨。極論を言えば、橘玲氏が社会制度の歪みを見つけて生きていく行き方に対して、佐藤氏はテクノロジーの可能性に掛けて生きていく行き方な気がしました。トークン化、分散化、評価経済、シェアリングエコノミー、ベーシックインカム、この辺の言葉がピンと来ない人は一読したほうがいい気がします。お金の価値はなくなるのは同意。でも、Old money/New moneyとあるように世代間シフトには時間がかかるから、価値主義に移動するにはもっと時間がかかると思いました。


  • 彼が描く世界感とは、お金/感情/テクノロジーがベクトル軸として独立し、それぞれがx,y,z軸となる世界感です。その背景にある欲求は、金銭的欲求、本能的欲求、承認欲求になります。
  • 彼が描く理想的な経済システムは、以下の要素を満たします。


  1. インセンティブ
  2. リアルタイム
  3. 不確実性
  4. ヒエラルキー
  5. コミュニケーション

  • しかしながら、経済システムに関して安定性と持続性をもたらす要も考慮しておかなければなりません。a) 寿命による移動先 b) 「共同幻想」
  • 価値=a) 有用性としての価値、b)内面的な価値、c)社会的な価値(social capital)


2019年4月25日木曜日

最新戦略PR 入門編 本田哲也



読了。PR業界の第一人者である本田さんの書籍。実務家なので、文体が読みやすい。


  • 「空気」とは人々が暗黙のうちに共有する情報の集合である。
  • 「カジュアル世論」形成によって、消費者に「気づき」を与えて、「買う理由」を生み出す。e.g. ハイボール(09)
  • 戦略PRには、以下の要素が必要。おおやけ「公共性」/ばったり「偶然性」/おすみつき「信頼性を生むお墨付き・権威」
  • 戦略PRは、単なるパブリシティではない(Public relations)>戦略PRでは、戦略的なテーマ設定を行う>戦略PRでは、戦略的なチャネル設計を行う

カジュアル世論が消費者に与えるもの
商品の戦略的ポジショニング
新たな「トレンド」への気づき
そのトレンドの中心としての商品
新たな「価値観」への気づき
その価値観のシンボルとしての商品
新たな「問題」への気づき
その問題の解決策としての商品

テーマ設定においては
1) 商品の便益に関連しそうな、世の中の関心事を調べる
2)商品の便益を世の中や消費者の関心に合わせて翻訳する
3) そのふたつを結びつけ、テーマを設定する
4) テーマを「ニュース」にするための材料を用意する
5) テーマを広げるための具体的なPRプランを策定する

実際はこれを行き来したりして、コンセプトを設定する。


2019年4月21日日曜日

皇室ゆかりの逸品厳選47 鮫島敦



面白そうなので、買ってみました。

 



ちなみに、「本田味噌」が大学の友達の実家でビビった(笑)まさか皇室御用達の味噌だったとは....(百貨店とかに卸しているとは聞いてましたが)
本田味噌の他にもお菓子を買ってみたので、届くのが楽しみです!新富町にある塩瀬総本家の饅頭と原宿にあるコロンバンの洋菓子です。

しかし、皇室御用達なのに価格が良心的という老舗の実力を感じました。美味しかったら今後のお土産はこのへんで固めようと思います(笑)

 

2019年1月23日水曜日

Presentation Zen Garr Reynolds



"Presentation Zen: Simple Ideas on Presentation Design and Delivery"

English version

2019年一発目の洋書です。
著者はGarr Reynoldsというです。元Apple社員ですし、TED talkにも出てます。これ昔同僚のインド人に勧められて買っていたものの、放置してました。が、ようやく読みきりました。

書店によくある外資系コンサルのPPT本ではなく、「Communicationとは何か」という高い視座からPresentationに関して包括的に解説してくれます。逆にテクニック的な話はないので、人によってはそういうのは別で補う必要があるのかもしれません。

例えば、Presentationの内容の良し悪しを判断する基準としてAcronymsを用いた「SUCCESs」という概念だったり、内容はちゃんとしてます。

  1. simplicity
  2. unexpectedness
  3. concreteness
  4. credibility
  5. emotions
  6. stories


ガチ要約は長いので今回は省略で。読んでいて、気に入った部分はこちら。
The key is in knowing that it is within you already. Do not rely on technology or other people to make your choices. Most of all, do not let mere habit -  and the habits of others - dictate your decisions on how to prepare, design, and ultimately deliver your presentations. The secret is to increase your awareness so you are able to see the world and all lessons around you. We cannot truly move forward and learn the new if we cling to the old. The essential keys to improvement are simply having an open mind, an open heart, and a willingness to learn,even if we make mistakes in the process. There are many ways to improve and transform yourself. In this chapter, I have mentioned just a few that I hope will be of help to you.

おまけに、"ワビサビ"のカッコイイ説明だけ掲載しておきます。こういう英語を書けるようになりたいものです。

 The ideals of wabi-sabi come from Japan, and the origins are based on keen observations of nature. Wabi means "poverty" or lacking material wealth and all its possessions yet, at the same time, feeling free from dependence on worldly things, including social status. There is an inward feeling of something higher. Sabi means "loneliness" or "solitude", the feeling you might have while walking alone on a deserted beach deep in contemplation. These two concepts come together to give us an appreciation for the grace and beauty of a scene or a work of art while remaining fully aware of its ephemerality and impermanence. 

英語のHPはこちら
https://www.presentationzen.com


日本語版

2019年1月6日日曜日

"getAbstract"という神サービス



実は昨年から登録していたサービスがありました。"getAbstract"という米国の書籍要約サービスです。1999年の創業で、楽天も出資しています。これアプリかオンラインで、世界のビジネス書に無制限にアクセスできます。基本的に「書籍の要点、本文の要約、著者情報、要約者によるレビュー」の構成で高密度で集約されており、気に入ったら洋書を購入するというのもありな気がしています。

もともと英語ができなさすぎて、2年目の時に教えてもらったサービスです。語彙も特別に難しくないので、英語力が平均的な人でも読めます。分野によってわかれているので、仕事で使う分野の知だったり興味ある分野に触れるのは使い方としてありな気がします。



気になる価格はStarterだと年間1万ちょっと。月1,000円という破格の安さ。今年はKindleにも送りたいから、Proにしました。それでも2,500円。(下にスクショを貼りました)




調べてみると、日本だと同じようなサービスが"flier"であるみたいです。

が、余裕でgetAbstract一択なんじゃないでしょうか。これ、登録した人がいたら教えてください!(こういう面白い題材使って議論する会とかしたいです。今年は、本気で知識を染み込ませます)

Hooked: How to Build Habit-Forming Products

This book was written almost 10 years ago. Yet it still prevailed his concepts well implemented into a lot of successful products. Based on ...