「マーケティングをつくった人々」は、マーケティングという学問/実務の確立に貢献した方を取り上げている書籍です。最近だと、行動経済学がマーケティングに多大な影響を与えていますねぇ。科学によって「それっぽい人文学」領域の真偽が明らかになってしまう時代です。
- フィリップ・コトラー
- 対象にしたい市場と市場セグメントを細心の注意を払って選定し、そこに高品質な価値を提供しなければならない
- 自分たちのブランドをもとにした約束を果たすことで、顧客のロイヤリティと信頼を獲得すること=マーケターの仕事
- 需要とブランドを創造すること=マーケターの仕事
- デービット・アーカー
- これはブランディング領域を把握するのに必須な印象です。実は、会社で唯一推薦図書リストに入っています。
- ブランド・エクイティ=企業からのオファー(提供されるもの)に価値を足したり引いたりし、ブランドロイヤリティ、ブランド認知、知覚品質、ブランド連想という4つのカテゴリーに分類されうる、そのブランド名やシンボルと結びつけられた一連の資産と負債のこと
- ブランド優位の戦略モデルではなく、ブランドリーダーシップ
- 「妥当性と差別化」が、活力と差別化の意義を生み出すことにつながる=課題
- ブランド・アイデンティティとその位置付けを決定する際に、ブランド・パーソナリティや企業イメージをもとに製品属性や顧客便益を増大させたり、切り替えたりすること(なぜなら、製品そのものより差別化しやすいから)
- 意欲的にコントロールされたブランドの特徴や成分、サービスやプログラムなどのブランド化された差別要素を取り入れること
- こういった差別化の鍵はイノベーションになり、イノベーションを生み出すには顧客や顧客のトレンドを真に理解する必要がある
- レジス・マッケンナ
- 技術イノベーションの市場導入
- マーケティング=イベントではなく、一連のプロセスのこと
- 製品と顧客の途切れることのない会話であって、それをもとに両者が学習したり、考えを変えたりすること
- マーケティングとイノベーションは同時に進行すべき
- ドン・ペパーズ/マーサ・ロジャーズ
- One to oneによる顧客対応→後のCRMになる
- アル・リース
- ポジショニング
- フォーカス
- ブランディング22の法則
- 広告の役割と機能は心を変えることなく、人々のブランドに対する弱い意見を揺るぎない意見に変える
- ドン・シュルツ
- 統合型マーケティング
- パトリシア・シーボルド
- 顧客体験を中心に置く組織デザイン
- ジャック・トラウト
- 結局のところ、ポジショニング戦略は「競争を避けるために集中する」資源配分の考え方から来ている
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