2018年7月30日月曜日

富を築く技術 P.T.バーナム


バーナム効果でおなじみの、バーナムさんの名著。興行師としてキャリアをスタートさせ、大成功したおっちゃんです。

いいことが買いてありました。特に1と12!

  1. 職業選択を誤るな
  2. 正しい場所を選べ
  3. 借金をするな
  4. けっしてあきらめるな
  5. 何をするにも全力であたれ
  6. 運に頼るな、自ら努力せよ
  7. 道具は最高のものを使え
  8. ないものねだりをするな
  9. 何か有効なことを学べ
  10. 希望は持て、ただし夢は見すぎるな
  11. 一度にたったひとつのことだけに集中せよ
  12. 何事もシステマティックにせよ
  13. 新聞を読もう
  14. 本業以外に用心せよ
  15. うかつに保証人になるな
  16. 宣伝せよ
  17. 客は丁重に扱え
  18. 客には気前よくせよ
  19. おしゃべりを慎め
  20. 常に誠実であれ

2018年7月29日日曜日

サプリメントの正体 田村 忠司




サプリメントの正体

読了。まあサプリメントは買っちゃダメだわw

医薬品は効果効能の明確な記載があるが、サプリメントはない。つまり、効果の保証はないけど、効果があるような部分を切り取ってマーケティングしているわけです。

サプリメントにも二種類あって、いいのは天然由来の原料品。でも、サプリ程度の量では効果があるほど補えてないケースが多い。市販にありがちなのが、なんだかんだサプリの原料を包むケース(タンパク質)が一番含有成分が多いサプリメントとか笑ってしまうわw

合成原料:光学異性体な構造を持つ成分も含まれる
天然由来の原料:栄養素の名称そのもの、濃度低い


一応、ハイクオリティ認証(一般社団法人日本健康食品サプリメント情報センター)というのがあるみたいだが、これを全面に出してマーケティングしているサプリは少なそう。


あと、添加物の危険性にも述べていて、清涼飲料水に含まれるビタミンCと保存料の安息香配は、有害なベンゼンを発生します。そして、合成甘味料(アスパルチーム、アセスルファムK、スクラロース)なども糖のみせかけで危険。


世の中、中毒ビジネスですわw


2018年7月16日月曜日

[新版]グロービスMBAファイナンス


読了。



[新版]グロービスMBAファイナンス

全体像として、経営を行う際の定量分析としてファイナンス理論が役立つ。そして、その数値を裏付けるのが経営戦略(定性分析)に相当する。


会社を考えると、基本的に全社戦略としてFCFの極大化を目指している。で、自分が所属するReagional Unit戦略になるとやはり各カントリーではトップラインの増大を目指しつつ、Head QuaterでCFの最適化を見ていく仕組みになっている。


- 財務政策において、企業が発行する証券を最も高い値段で投資家が買ってくれるDebtとEquityの組み合わせを設定をいかにするか(B/Sの資本部分の話)
- 利益還元政策において、配当や自社株買いは企業価値に対して中立的である


驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100 三橋 美穂


読了。



驚くほど眠りの質がよくなる 睡眠メソッド100


Tipsがいろいろ書かれている書籍。読みやすいけど、知識がある人には物足りないかもw

やはり睡眠素材はシルク一択だな。そして、自律神経系のコントロールがパフォーマンスを左右する。今年は睡眠、食事、運動の習慣改善に取り組みます。

2018年7月15日日曜日

戦略策定概論―企業戦略立案の理論と実際 波頭亮


久しぶりに読み返した。就活時に、某コンサル勤務の人に勧められて読んだ本。




戦略策定概論―企業戦略立案の理論と実際

当時は知識として読んだ程度でしたけど、やはりコンサルファーム出身だけあって、定義付けがシャープ。

戦略の歴史的経緯を軽く踏まえた上で解説しているから、戦略立案の時に、結局「何の観点から考えればいいんだっけ?」という問いにも対応できる。

戦略の条件は、以下である。
必要条件
十分条件
Objective
Actions
Competitive
Integrated
Advantageous
Sustainable
そして、戦略を策定する際には以下の思考プロセスを踏めばよい。

  1. 分析=収斂
  2. 発想=創造
  3. 具体化=制御
また、戦略論の相違は以下。
M.ポーター:競争相手に対する自社の競合優位性をいかに形成し得るかという観点から事業展開活動のパターンを集約したもの(競合優位性)
P.コトラー: 自社の市場におけるPositionという切り口とそのPositionに応じた合理的な戦略類型を整理(市場内のポジション)

Product life cycle: 事業の成長段階という時間の流れに着目し、成長段階毎に一般的に適合的な戦略のタイプを分類(事業の成長段階)

戦略代替案の評価も以下の観点に気をつける。

  1. 効果の大きさ
  2. 必要な経営資源
  3. 有効性の期間
  4. ダウンサイドリスク
上司によく言われるけれども、「戦略のフレームワークを知っているのと使いこなせるには明確な差がある」というのは本当にそう。簡単だからこそ、呼吸できるかのように使いこなせるところまで引き上げる。

2018年7月1日日曜日

影響力の武器[第三版] ロバート・B・チャルディーニ



ついに名著を読破しました。社会心理学における必読書。




改めて、人間は思っている以上に脳の働きに規定されていることを実感します。
"カチ・サー"と呼ばれる自動反応を起こすのが人間で、ダニエル・カーネマンに言わせるとFast thinkingに相当するのでしょう。


手書きメモだけど、ポイントは以下になります。

1) 返報性
2) 一貫性 - 段階的要請法
3) 社会的証明 (不確実性/類似性)- 集合的無知の効果
4) 好意 - 外的魅力/類似性/称賛/接触/連合, ハロー効果
5) 権威 - 権威シンボルへの反応
6) 希少性 - 心理的リアクタンス


Hooked: How to Build Habit-Forming Products

This book was written almost 10 years ago. Yet it still prevailed his concepts well implemented into a lot of successful products. Based on ...