2018年6月24日日曜日

本当は脳に悪い習慣、やっぱりいい習慣 瀧靖之


読了。



本当は脳に悪い習慣、やっぱりいい習慣



脳の報酬系(ドーパミン)を刺激する習慣が、人間の習得能力を高める。その原動力が好奇心。また、脳の扁桃体が快楽、不快の感情を司る。神経の成長と修復はアミロイドβたんぱくによって成り立つ。


これって結局、「XX先生が好きだから英語が得意だった」「塾のクラスが面白かったから数学の勉強を頑張った」「パパが学者だったから、物理に熱中できた」など、好奇心以外の副作用によって、その分野の習得能力に差がでることを説明している。つまり、好奇心がわかない分野は、1)好奇心が湧く要素と結びつける、2)好奇心以外の快楽の感情を実感できる環境整備をする、に尽きる。


また、以下の分野はストレングスファインダーでも語られていた部分。何かを新しく習得するには、脳の神経細胞を接続させる必要がある。これは、ストレスがかかり、脳のエネルギーを消費するため、年齢を重ねるごとに習得能力が衰えていくメカニズムである。


脳の可塑性:発達段階の神経系が環境に応じて、最適の処理システムを構築するため、ニューロンの回路の処理効率を高め、使われない回路の効率を下げる現象のことをいう。
海馬:ストレスによって、これチゾールなどのストレスホルモンを発生する。これが、神経新生の邪魔をする。


そう思うと、残り数年が勝負なんだろうな。



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