2017年4月29日土曜日

残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 橘玲


橘さんの新書。

橘さんの主張は、ミレニアム世代に刺さる点が多々ある。
本書は、基本的に行動経済学、進化心理学、動物行動学、社会学などの科学を元に、「今の社会が変わらないとして、自分が幸福になるためには?」という問いに解を示していく。






残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法


「伽藍からバザールへ移動する」点と「恐竜の尻尾の中に頭を探す」点は、一見すると何の主張か掴みにくいが、これは比喩。
つまり、フリーエージェント(個人事業主/起業家/投資家として生きる)社会の到来とロングテールの中で金脈を見つける生き方が21世紀の正解だということ。



2017年4月9日日曜日

新版 問題解決プロフェッショナル―思考と技術 齋藤嘉則



読了。基礎をバカにせずに丁寧に復習。ここの精度で生産性って結構決まる。





思考の整理

  • MECE
  • Zero Base思考

解決策の導出

  • 仮説思考
  • システム・ソリューションズ
細かいポイントでいくと
  • 付加価値分析(=Value chaineのうちどの部分が付加価値につながっているか)
  • CE(customer expectation)、CS(customer satisfaction)分析
  • Economic value to consumer > a) ボトムアップ、b) 業界価格



2017年4月8日土曜日

大局観 出口治明


ライフネット創業者の出口さんの著作。




大局観


この人、歴史好きな印象あるけど、案の定、本書でも司馬遼太郎とかの引用をしてました(笑)

気に入った一文を挙げるならば、「人生は、全てトレードオフ」。
やはり、経営学じゃないけど、人生も「選択と集中」の戦略が必須です。
文庫本なので、秒で読めました。


2017年3月19日日曜日

なぜ一流の人はみな「眠り」にこだわるのか? 岩田アリチカ


うん臭いタイトルだけど、読了!




なぜ一流の人はみな「眠り」にこだわるのか?


残業で夜遅くまでメールを返したり、寝る前にスマホでSNSの返信をするだけで、その日の睡眠の質を落とすことになるんですよね~

ゆとり世代に、スマホとPCを辞めるのはほぼ不可能なので、せめてブルーライト対策はマジでしたほうがいいです。個人的に睡眠実験は結構順調にきていて、カーテン、空気清浄機、シーツ、寝具、香り、電球、風呂のコンビネーションでだいぶ改善されつつあります。

引き続き、雑誌でコラムを書けるレベルまで引き上げます(笑)



外資系トップの仕事力II―経営プロフェッショナルはいかに自分を磨いたか ISSコンサルティング


意識高い一冊、バージョン2。




外資系トップの仕事力II―経営プロフェッショナルはいかに自分を磨いたか

なんか、P&GとハーバードMBA出身者に偏っているような気もしたけど。。。笑

コアな部分は業界、職種問わず、関係ないですな。マインドセットは基本的に業界問わず、成功する人は同じ。


最近停滞気味だったけど、目の前のことを少しずつがんばろう。


2017年3月18日土曜日

言ってはいけない残酷すぎる真実 橘玲



この本は、遺伝子のタブー内容に切り込む書籍です。





言ってはいけない 残酷すぎる真実



「身長の遺伝率が66%や体重の遺伝率が74%、そして、一般知能(IQ)の遺伝率が77%」とのこと。もし本当なら、子供の幼児教育/英才教育は、もはや両親の自己満足ですね。。。そして、ダイエットや体格を変えるビジネスの胡散臭さ。。。

他には、「アジア人の学力が高い理由が、セロトニン伝達能力が低いLL型遺伝子(不安になりやすい)ため、将来に対する不安を解消しようと、勤勉になりやすい」と。

2017年2月26日日曜日

リクルートの深層 大下英治



今や時価総額が日本top30位に入る、大企業、リクルート。
https://www.nikkei.com/markets/ranking/page/?bd=caphigh



その創業者、江原さんの人生を綴った書籍でした。
起業した人物伝は、いろいろ紆余曲折、山あり谷あり、とドラマチックですよね〜
ヒューマンドラマこそ、やはり最高のエンターテイメントなんだと思います。



2017年2月25日土曜日

ジョコビッチの生まれ変わる食事 ノバク・ジョコビッチ


読了。
テニスで世界頂点に上り詰めた男の食事法。




ジョコビッチの生まれ変わる食事


グルテンは避けたほうがいいということ。まあパスタ、パン、ピザとかの小麦系は最悪なのは同意。小麦系を多く取る人種は老けるのが早いですからね。

日本人とか遺伝子的に米穀物と菜食で生きてきているから、そっちに寄せるのが正解なんでしょう。



2017年2月19日日曜日

財閥を築いた男たち 加来耕三



現在の日本の財閥系企業はだいたい江戸後期〜明治が創業なんですね。
三菱、三井、住友、安田、大倉、等の財閥系企業創業者10人に焦点を当てた歴史本です。




財閥を築いた男たち

明治時代明瞭期の男のガッツは、ゆとり世代が学ぶべき点ですな。


2017年1月14日土曜日

ビジネス・フォー・パンクス ジェームズ・ワット



勢いのある起業物語。Let's change the world!!






ビジネス・フォー・パンクス


ビール業界に革命を起こす、という大義を掲げて、行うマーケティング施策がどれも奇抜。さらに、パンク株といった新しい資金調達の試みは、クラウドファンディング+Valueといったオンラン上のファンコミュニティに近い施策な感じかなぁ、と。とにかく、スピーディーにビジネスを展開していく創業物語。

最後の楠教授が指摘している「努力の娯楽化」という発想の転換が身に沁みる。
愛していること、好きなこと、情熱があることなら、時間と労力を最大限つぎ込めるのが人間なんですよね。彼らはパンクの精神を用いて、自分の仕事と仕事生活を貫くコンセプトをメタファーとして獲得した点が秀逸すぎる。

ちなみに、こちらがイケイケのクラフトビールのHP。
https://www.brewdog.com

彼に言わせると、「使命と商品を結びつける」ことが肝、とのこと。

以下、英文だけど要約記事の抜粋。
Business for Punks bottles the essence of James’s methods in an accessible, honest mani­festo. Among his mantras: 
·  Cash is motherf*cking king. Cash is the lifeblood of your company. Monitor every penny as if your life depends on it—because it does. ·  Get people to hate you. You won’t win by try­ing to make everyone happy, so don’t bother. Let haters fuel your fire while you focus on your hard-core fans. ·  Steal and bastardize from other fields. Take inspiration freely wherever you find it— except from people in your own industry. ·  Job interviews suck. They never reveal if someone will be a good employee, only how good that person is at interviews. Instead, take them for a test drive and see if they’re passionate and a good culture fit.
Business for Punks rethinks conventional business wisdom so you can go beyond the norm. It’s an anarchic, indispensable guide to thriving on your own terms.

2016年12月31日土曜日

【2016年】QOL向上委員会が選ぶBest 5


2016年に購入して買う価値があった商品を勝手に紹介する。

1. 青森県産 熟成黒にんにく

これは、本当、今年の身体を支えてくれたといっても過言ではない。ドラッグストアで売っているビタミンサプリより10倍効果あり。この1年で実験して判明したことは、激務が続く時には、黒酢+ビタミンC+スピルリナ+MSM(メスチルフォニルメタ)のコンボを身体にぶち込み、睡眠を取るに限る、が結論。

ちなみに、臭いは熟成ゆえ、ないに等しい。




2. シャープ 加湿空気清浄機

乾燥は風邪の元なので、空気清浄機は必須。土日に空気を換気をしたとしても、平日の睡眠のために、寝ている間は空気清浄はやるべき。あと、花粉症の人も買うべき。

タンクがあり、水を入れると加湿もできる点がいい。





3. パナソニック ミキサーブラウン MX-X701-T

スムージーブームに乗って買ったものの、意外と便利。
バナナとほうれん草、りんご、ブルーベリー、イチゴなど果実に豆乳を入れてすぐスムージーが完成。朝食べる時間がない時でも一杯飲むだけで違う。





4. スピルリナ

これは激務パターンの時の必需品。スーパーフードとしてNASAも注目している成分。
身体をアルカリ性に寄せてくれる大事な栄養剤。




5. ビタミンC

これは日常で必須品。玉ねぎ茶と共に、毎日摂取するレギュラーメンバー。ビタミンCは体内で生成されないから、食事などの外部から取り入れる必要あり。

基本武田の粉末を飲みつつ、疲労がある時はアスコビリン酸を水で溶かして飲む。

 


番外編. 特定保健用食品 ヤクルト黒酢ドリンク1000ml

ランキングに漏れちゃったから、番外編として紹介。味は慣れたら薄めずに飲めるようになる。

体調を崩しそうになった場合は、基本自律神経の調整と免疫力の回復、身体の酸性をどこまでアルカリ性に寄せられるかが勝負。焼肉とか食べに行くのは本末転倒。タンパク質は大豆系の植物性タンパク質中心で摂りにいくのが定石。あとは、根菜、雑穀を意識して取ることが大事。なお、梅干しは必須。




以上、2016年のガチおススメ商品でした(笑)

2016年12月18日日曜日

たいていのことは20時間で習得できる ジョシュ・カウフマン


やはり大事なのは初期投資の20時間。ここで習慣化できると後は楽なんです。

当たり前だけれども、できていないなぁ。

ちなみに、筆者はP&GのBMを辞めてからサイト運営をしながら生計を立てている。その間に新しく学習したスキルとそのノウハウを公開した書籍になる。Personal MBAと称した独学向けビジネス書の選定は、日本語訳の書籍まで出ているという普及度w

2016年12月3日土曜日

マーケティングゲーム エリック・シュルツ


はい、これはマーケティングの名著です。下の画像をクリックしてAmazonに行けばわかりますが、もう非売品です。米国の大学(学部レベル)で使用されている入門書を和訳したものです。





マーケティングに関する書籍は、理論系の書籍と実務系の書籍が乱雑している印象があるのですが、この書籍は、学術書と実用書の両方を詰め込んだ感じの内容です。
(これも先輩にオススメされて読みました)

実際に企業の内部でマーケティング部署に入るとわかるのですが、マーケティング部署の内部の人目線で書かれている点と、包括的にマーケティング理論と実践例を含んでいる良書です。

  1. 行動計画、事業範囲、最優先目標、その他の目標、理想の姿、測定可能な評価基準、制約条件
  2. Brain Draining=非生産的なブレーン・ストーミング
  3. ユーレカ・ランチ社(Eureka9 Ranch)、Stimulus Reponse(刺激反応法)
  4. Jump start your brain


2016年11月19日土曜日

すべての疲労は脳が原因 梶本修身


これはサラリーマンにとって、名著でしょう。





「動物界で唯一過労死するのは、人間だけ。本来動物は死を感じると、脳が身体機能を制御するのに、人間だけが理性の発達によって、自覚なしに自律神経の回復を妨げ、脳による過労死を引き起こす。」


  • 疲労=人間の生体のアラーム
  • 疲労は「ホメオスタシス(恒常性)」の一つであり、生物が生命を守るために体の状態や機能を一定に保とうとする反応である
  • 疲労=自律神経の中枢への負担
  • 疲労を脳が自覚するのは眼睛前頭野ゆえ、疲労感は必ずしも疲労とは限らない



いやー激務は怖いですねw自律神経失調症とかにならないようにしないとです。
とりあえず、日光とゆらぎは週末の活動に入れ込みます。

2016年11月12日土曜日

最強の働き方 ムーギー・キム



読了。入社3~5年目ぐらいの人が読むといいらしいけど、一応読みました。




最強の働き方;世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ77の教訓


自己啓発系とかぶる点もありますが、結構いいことが書いてありました。

例えば、
  • IQより集中力が勝負の分かれ目:これが「ラストチャンス」と思って緊迫感を持つ
  • One extra mile:「自分の限界と期待値を上回ろうとする姿勢」が勝敗を決める
  • 目標達成において:失敗から起き上がれる耐久性の強さで決まる
  • 自己管理= Discipline (=Time, Looks, Health, Mental, Growth)
  • 超一流のOSを身につける(=思考力、コミュニケーション能力、品性)
  • Legacyを組織に残す
  • Win with "Trust"


喝が入りますね(笑)
はい、明日からも頑張ります。




Hooked: How to Build Habit-Forming Products

This book was written almost 10 years ago. Yet it still prevailed his concepts well implemented into a lot of successful products. Based on ...