はい、ブランディング22の法則です。
アル・ライズさんの名著です。必読書ですね。
(マーケティング22の法則を読んでない人は読みましょう)
最近思うのが、こういう基本的な知識がない中でブランディングの意見をあーだこーだ述べてももはや無価値ですね。。。この領域は本当難しい(尤も業務担当者になれる機会がそもそも少ないわけで)し、奥深いです。
ということで、個人的なメモは以下になります。
つまり、マーケティングとブランディングの違いは以下になります。
マーケティング=見込み客のマインド(頭の中)にブランドを築き上げること
ブランディング=商品を販売するための効率的な方法
1. The law of contraction (2)
いい結果はビジネスを拡張するよりも収縮させる時に生まれる。小売業のほとんどのカテゴリーキラーは一様に次の五段階のパターンに従っている。
(a) 焦点を絞り込む。強力なブランディング・プログラムは常にカテゴリーを拡張させることではなく、収縮させることから始まる。
(b) 商品を豊富にストックする。
(c) 安く仕入れる。
(d) 安く売る。
(e) 当該カテゴリーを支配する。ブランディング・プログラムの究極の目的は、カテゴリーを支配することである。
2. The law of publicity (3)
今日、ブランドは生まれ出るものであって、作られるものではない。新しいブランドにはメディアでの好意的なパブリシティを生み出す力がなくてはならない(=新しいカテゴリーにおいて一番手brand)。ブランドを構築するのは、広告ではない。広告はブランドを維持するために必要なだけであって、パブリシティによって構築される。
3. The law of the word (5)
ブランドを築きたいと思うなら、見込み客の頭の中に1つの言葉を所有することに努力を集中するべき。焦点を絞ってカテゴリーをOwnすることが全てである。
4. The law of Sub-brands (14)
ブランド=顧客の頭の中に刻まれたアイディア、特徴、典型的顧客像
サブ・ブランディングは当該ブランドをその反対の方向に導く考え方であり、市場を追いかけている、ブランド構築をしていない
5. The law of siblings (15)
新しい兄弟ブランドは新しいカテゴリーを創る場合のみ市場に出すべき。(製品ラインの穴埋め、既存ライバルと張り合うためだけに出すのは間違い)
6. The law of consistency
市場は変化するかもしれないが、ブランドは変えるべきではない。あなたは、ブランドの境界を限定するべきである。
7. The law of change (20)
A) ブランドが弱体であるか、消費者の頭の中に存在しない場合
B) ブランドの価格帯を下げて利益を確保したい場合
C) ブランドの旨みが乏しい市場にあって、いずれは変化が起こりそうな場合
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