金融業界の友達に勧められて読んでた本。
ようやく読了。
史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか
ポールソンは、CDSの取引で莫大な財産を築いた、本書の主人公。ペレグレーニと共に、不動産市場の状況を的確に見抜き、不動産ローンを返済できずに自己破産する低所得者が溢れることに確信を持って、取引を執行しする。ヘッジファンドが何を行っていたのかがわかる。
また、基本的に大損をした投資銀行のトレーダーの中でも、ドイチェバンクのリップマンが如何にして社内の軋轢を超えて、収益を上げる点が刻々と描写されている。サラリーマンならではの境遇が想像できる。
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