橘さんの新作です。
これは、「幸福の資本論」の女性バージョンですね。
タイトルがかなり衝撃的ですが。。。
専業主婦は2億円損をする
個人的に面白かったのは、「"プライスレス"なものを"プライサブル"にすると幸福度が下がる」主張です。「価値がつけられないほど貴重な存在」がそうでなくなる理由は、価値を意識せざるを得ない状況に陥るからなんでしょう。
労働市場が残酷な理由も、「本来ならかけがいのない、代替不可能な存在であるあなた」が労働市場の需給によって金銭価値に置き換えられるから、残酷なわけです。
ゆとり世代として、ここに幸福の秘訣があるんではないかと個人的には思うのです。
「自由競争を前提にすると、流動性や代替可能性が激しくなる市場において、どれだけ自分固有の価値を再定義できるか」と同時に、「資源を考えた際に、外部へアウトソースする」ことが21世紀の生き方なのかもしれません。
ちなみに、本書のカテゴライズとは異なりますが、プロフェッショナル妻という属性も存在することを最近知りました(笑)
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