自分の職種の市場構造を理解しようと思い、マーケティングの仕事と年収のリアルを読みました。マーケティングの職種に興味ある人は一度は読んでみるといいかと。文体が難しくないから、3時間もかからず読めます(笑)
内容に関しての感想は、
- 筆者の経歴的に、事業会社と広告代理店を行き来しているからなのか、広く基本的な情報は網羅されている。
- 経営ゾーン、スペシャリストゾーン、起業ゾーンのどこを目指すかで、問われるスキルセットも変わってくる点は100%同意する。
- マーケティングがふわっとしているのは、マーケティング施策に関する情報ばかりが世の中に溢れているからだと納得した。
- 就活生や一般の人にとってのマーケティグがHow/アイディアの話に思える原因が何かがようやく理解できた。
- 広告代理店ではなく、事業会社からマーケティングに関わるほうが、包括的に全体像をつかめるようになるのはそうだと思う。
ちなみに、この内容にガチレスをしてみると
- 経営管理業務を行いながら、マーケティング施策を打てるマーケターなだけで、希少性がある。これは事業会社側を経験しない限りなれない。
- ブランディングができるマーケターは、超希少種になれる。
- 広告代理店の勝ちパターンはスペシャリストになること意外なさげ。
- マーケティングを体系的に学べるキャリアは日本だと転職をしながら構築しないと事実上なさげ。
- 筆者の経歴と携わっている案件が原因だからか、21世紀の最大のトレンドであるグローバリゼーションとDigitalの観点が欠けている。こっちの世界を目指したい人はやはりそれ相応の知識や経歴を積んでいく必要あり。
0 件のコメント:
コメントを投稿