読了。
GDPの三面等価の原則(生産、支出、所得[分配]が同じになる)といった経済学における基礎的な話から、橋本/小泉政権が構造改革を行ったがゆえに、長期的なデフレに悩まされた話、まさかの財務省が計測している潜在GDPの定義が変わって過去と比較できなくなった悲劇、日本を襲うグローバリゼーションなど、経済にまつわる話が盛りだくさんでした。
注目するべき日本の状態は、「円安政策による輸入物価が上昇し、実質賃金は低下」に尽きます。つまり、フリードマンが言う「恒常的な所得」に近い実質賃金が下がっている日本は、貧乏まっしぐらというわけです。
いやー、リアルに日本脱出計画立てようと思いました。もはや若者が豊かに生きるには、国を捨てるしかないんじゃないでしょうか。
日本「新」社会主義宣言 「構造改革」をやめれば再び高度経済成長がもたらされる
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