2022年8月24日水曜日

暗号通貨VS.国家 ビットコインは終わらない

 

暗号通貨の体系的に書かれた書籍。坂井教授は慶應大学の経済学部の教授らしい。本書は大学教授らしく至ってまともな形で記述された書籍。歴史的経緯を踏まえながら、しっかり本質的な価値をさまざまな観点から議論されている。怪しいメタバースとかDAOとかの資料読むぐらいなら、これをそもそも読んだ方がいいと思った。(画像をクリックするとAmazonに飛びます)

なお、2017年の仮想通貨一次バブルの時に送り人は331人いると雑所得からわかっているらしい。確かに、知り合いでも2500万ぐらい稼いで住民税が高騰して悩んでいた人いた。ざっくり半分ぐらいが若者だとすると、150人ぐらいがサラリーマンの1/3ぐらいの生涯賃金をブームに乗って稼ぎ出したわけですねぇ。ちなみに、仮想通貨はSingaporeだと含み益が無税なので、シンガポールでの仮想通貨取引所を開設してトレードしていたyong rich singaporeanはそれなりにいるらしい(って会社の同僚が言っていた)。実際に、知り合いのFinanceの子はcrypto exchangeの会社に転職していったわ。


個人的にはOxford大学卒のメンツが構想したcovee networkは純粋に面白いかも。知的労働者plarfromをtokenを通じて構築する試みらしい。Knowledge platformもいくつか上場しているし、10年後ぐらいは取って変わられるのかもしれない。

https://covee.network

2022年8月11日木曜日

マーケティングゲーム―世界的優良企業に学ぶ勝つための原則 エリック シュルツ


中古だと既に2倍ぐらいの値段になっているマーケティングゲーム。確か翻訳者の足立さんが現代版を出していた気がしますが、古い書籍が手元にあるので、こちらで。実は入社前の課題図書にして読んだんだけれども、流石に当たり前すぎてあまりメモする点もなかった。実務者向けの書籍だと、ある程度実務経験があると当たり前すぎることになる。求人募集で実務経験が資格や知識より重視される理由がわかった気がするw
  1. アイディアを出すためのブレーン・ストーミングは想像力にかかっている。
  2. 戦略的コンセプトのABC(Audience, Benefit, Compelling reason why)
  3. コンセプトの最後の、しかし、最も強力なポイントは、「消費者にとって価値がありながらも、斬新な」要素の開発により、消費者の心の中で意味のある差別化を行うことである。
  4. いかなる製品カテゴリーでも、製品ミックス戦略は消費者ニーズが独立しているか、関連しているか、で決定されなければならない。


Hooked: How to Build Habit-Forming Products

This book was written almost 10 years ago. Yet it still prevailed his concepts well implemented into a lot of successful products. Based on ...