暗号通貨の体系的に書かれた書籍。坂井教授は慶應大学の経済学部の教授らしい。本書は大学教授らしく至ってまともな形で記述された書籍。歴史的経緯を踏まえながら、しっかり本質的な価値をさまざまな観点から議論されている。怪しいメタバースとかDAOとかの資料読むぐらいなら、これをそもそも読んだ方がいいと思った。(画像をクリックするとAmazonに飛びます)
なお、2017年の仮想通貨一次バブルの時に送り人は331人いると雑所得からわかっているらしい。確かに、知り合いでも2500万ぐらい稼いで住民税が高騰して悩んでいた人いた。ざっくり半分ぐらいが若者だとすると、150人ぐらいがサラリーマンの1/3ぐらいの生涯賃金をブームに乗って稼ぎ出したわけですねぇ。ちなみに、仮想通貨はSingaporeだと含み益が無税なので、シンガポールでの仮想通貨取引所を開設してトレードしていたyong rich singaporeanはそれなりにいるらしい(って会社の同僚が言っていた)。実際に、知り合いのFinanceの子はcrypto exchangeの会社に転職していったわ。
個人的にはOxford大学卒のメンツが構想したcovee networkは純粋に面白いかも。知的労働者plarfromをtokenを通じて構築する試みらしい。Knowledge platformもいくつか上場しているし、10年後ぐらいは取って変わられるのかもしれない。