2022年4月30日土曜日

GPI流 経営分析のリアル・ノウハウ 冨山和彦


読了した。Bookoffで110円で買ったのに、Bookoffで売ったら5円にしかならなかったww
なお、メルカリだと340円で販売されていた。中古販売業社の競争優位は買取にあることを改めて実感した。

内容は細やかな具体的な数字は出てこないが、規模の経済、範囲の経済、密度の経済など事業構造の肝がどうなっているかを事例を交えて教えてくれる内容だった。

ちょっと話は逸れるけれども、こういう経営危機の再建に関わる仕事をやりたいとは思わなくなってしまった。(尤もそんな話もほぼこないのが実態だけれども)

アベノミクスの流れでできたPEファンドが経営危機の会社を買い取ってValue Upする話がちょいちょい流れてくるわけだが、いざ再建側の人として入社する場合、ほとんどのケースで給料は低いし(そりゃ経営再建なのに自分が給料もらっている場合じゃないよねぇ)、かといって、株式付与なんて一介の社員にあるわけない(ファンド側の人は別かもしれないが)。そうなると、余程火中の栗を拾いたいと思わない限り、行く人は少ない気がしている。過去に公開データはないけれども、「経営再建実績をクレジットにレバレッジした人」は既にUp sideのある内容で関わったケースがほとんどな気がしている。

あとは、個人的な嗜好として「ダメな何かを変えるより、最先端の何かを学んで広げる」仕事の方が性格にあっていると思った。



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